12345TOTAL
南鳩ヶ谷SS2002711
川口ジャイアンツ1260312
陽斗(3 2/3)、理久(1/3)、眞二朗(1)、陽斗(1/3)ー 眞二朗、陽斗、眞二朗
4/16の神根での試合が時間切れ中断となり、5/22に継続試合を実施。
他試合の結果により、勝った方が支部戦優勝という、『ジャイアンツではあり得ないニュース』も事前にキャッチし、
気合いが入る、理久副キャプテン。

理久『勝ったら、焼き肉よぉ♡』

最終回、10-9でビハインド、2アウトで走者1,2塁、南鳩ヶ谷SSさんの攻撃から再開。
名将横田監督は、70球制限で前回はマウンドを降りた陽斗をスタートから再投入。
この南鳩ヶ谷SS戦、上青木P戦と続けて泥沼に陥った陽斗。

試合開始から相手ベンチは『リー!リー!リー!』の大合唱。
1球ボール判定に『よっしゃー!よっしゃー!』の大合唱。
甲子園決勝のような盛り上がりを見せる前田西球場。

相手の元気の良さに動揺したのか、この日もボールとお腹が思うよう操れずに、体重は出るが球速が出ない。。
そんな中、先頭に四球で、ピンチが広がり、挙げ句の果てにデッドボールを当てて、押し出しで悲劇の終わりは見えない。

理久『あのー、陽斗さん、焼肉はどうなるのでしょうか?』

次の相手打者が捉えた打球はセカンドの倫生に向かって突き進む。

倫生『あれ?ボールが来た、よいしょっと、お、余裕、それ!一塁の理久ちゃんとってねー!』というわけで、
理久ちゃんの”焼肉キャッチ”も飛び出し、なんとか2点差で最終回の攻撃へ突入。

打者は晴斗から。
試合前、『俺のホームランでまずは同点だ!(一点差で最終回を迎える想定だった)』と気合いが入る(ただし、目は踊っていた)

相手投手の投球練習中、打者の晴斗に心やさしいコメントをかける、G軍選手達。

『おい、ぜってー塁にでろよ!(怒)』
『塁に出なかったら、まじ、やべーぞ(怖)』
『はる、わかってんだろうな!(恐)』
『焼肉よー♡』

晴斗『あのー、塁に出るとかじゃ無くて僕はホームランを・・・』

『おい、聞いてるか!フォアボールで出ろよ!(怒)』
『お前に全てがかかってるんだからな!デッドボールでもいいぞ!(怖)』
『焼肉よー♡』

晴斗(ホームランじゃだめなのか、、、、)

こころやさしい叱咤激励に答える形で、晴斗がサードへのボテボテのゴロ、いや、、ボッッッテボッッッテのゴロを放ち、
相手エラーを誘い、出塁に成功!

その後、相手に負けじと年に一回あるかないかの声を出しまくる、G軍戦士達。
ただ、騒ぐだけの声出しで、ベンチを盛り上げる。

『焼肉よー♡』

続く倫生が四球で出塁、逆転の空気が少しづつ出始める。

ここで、成長著しい5年生の切り込み隊長、温樹登場。
期待に応えてセンターへのタイムリーで一点差に詰め寄るG軍。
一塁ベース上で喜びを爆発させる温樹。

押せ押せの打線は、焼肉番長理久ちゃんが丁寧に四球を選ぶ。

一点差でノーアウト満塁。
なんだ、このシチュエーション。
まじか、これ、勝っちゃうぞという言葉は出さずに、クリーンナップにサヨナラ打を期待。

ここで伊澤が子供達に指示。
『おい、クリーンナップでサヨナラだ、景気よい声で応援だ!押せ押せでいこう!』

『おい、泰任!内野ゴロ転がせ!』
『泰任!犠牲フライだ!』
『泰任!四球でもいいぞ!振るな!ツーストライクまで待て!』
『おい、当たって出ろ!!』

伊澤『いや、そういう応援じゃなくて・・・』
泰任『おまえら、俺はサヨナラ安打を打つんだよ!!』

味方の悪質な応援にパワーをもらい初球を捉えた打球は三遊間へ!
よっしゃー!!サヨナラだぁぁ!!!!

『え?』

相手サードの見事な守備で捕られたボールはそのままバックホーム、、、アウト!!!

素晴らしい守備に同点ならず。
ワンナウト、満塁、1点ビハインドで打者は4番陽斗。

次打者眞二朗『陽斗、三振でいいよ。俺が決めるから。』
陽斗『眞二朗さん、ぜひ、そうしてください。めっちゃドキドキする』

というやりとりがあったとか、なかったとか。

時を戻そう。
場面は最終回、1点ビハインド、ワンナウト満塁、打者は陽斗。

相手チームが陽斗の腹へのデッドボールを警戒してか、アウトコースに投げろの指示が出た。
それをチマチマ当ててファールする陽斗。

陽斗『腹には当てさせない』

動揺した相手投手がワイルドピッチで、なんと同点に。
なんというラッキー。なんというどさくさまぎれ。

最後くらい格好良く安打で!!!!!!!
いけーーーーーはるとーーーー!!!!!

・・・・スカッ

陽斗さん、高めのボール球を強振し、まさかのスカる始末。

が、ここで腹で見えなかったのか、相手捕手がなぜか後逸。

一塁へ走る陽斗。
ホームへ突っ込む焼肉王子。

セーフ!!!!!

なんとも締まらない最後でしたが、サヨナラ勝ちで、見事優勝を勝ち取りました!

※伊澤の感想
できれば、安打安打で盛り上がって勝ちたかったですが、子供達の世界では『勝つことが大事』という
暗黙の決まりがあるようで、、、、勝つことでしか成長できない面もあるので、それはそれで良しとしましょう。
ベンチも過去にないくらい、ワンチームで勝ちたいという気持ちが出た試合でした。
個人的には、ベースコーチの秋樹、光の献身的かつ必死な声出しと身振り手振りの指示が動画に残されていて、
とても感動しました。
それと、欠席者のサブではありますが、3年生の一翔がスタメンに名前を連ねたのもうれしかったです。
スタメンを言われたときのドヤ顔はとても良かったです。
138回大会も1つでも勝てるように『7/2の1回戦』、頑張ります。